染料が入った1剤にいろんな種類があるのと同じように、2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあり、髪の状態や目的で使い分けをしています。
ちなみにメーカーによっても違いますが2剤濃度は、6%・4.5%・3%など。
カラーをする人の多くは、月に1回など継続している人。つまり、髪の90%は既色部の状態。
その上からカラーをしても、残った色素やダメージによって色ムラや傷みができてしまいます。
そこで、髪の状態によって2剤の使い分けをします。
ホームカラーの過酸化水素濃度はすべて6%、対して美容室の2剤は1~6%のものがあり、細かく使い分けができるんです。
過酸化水素はブリーチ力(メラニン色素を脱色する力)に深く関係するので、必要以上の濃度は髪のダメージに直結します。
ホームカラー(市販品)では、陳列されているものからお客さまの判断で選ぶことしかできません。
しかし、サロンカラーでは、美容師がお客さまの髪の状態に合わせて薬剤をチョイスし、カラーバリエーションも豊富です。
これは髪にとっては大きな違いです!
※ヘアカラーの2剤は、1剤と混ぜることで、発色やブリーチ力を助ける役割があります。
★決してご自宅で市販のカラーはしないでくださいね!かなりのダメージに繋がります。
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